会長挨拶

国臨協九州支部会会長 佐藤 圭

新年のご挨拶

 新年あけましておめでとうございます.国臨協九州支部会員の皆さまにおかれましては,健やかに新しい年をお迎えのことと心よりお慶び申し上げます.また,旧年中は当会の事業活動に対し,温かいご支援とご協力を賜りましたこと,厚く御礼申し上げます.
 昨年は,「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマにした大阪・関西万博の開催をはじめ,医療や科学技術の進歩が一段と注目された一年でした.医療DXやAI診断支援など,新しい技術が広がる中で,検査データの信頼性を守る私たち臨床検査技師の役割は,ますます重要になってきています.
 さて,九州支部の昨年の活動を振り返りますと,2024年9月20日に九州医療センターで卒後教育セミナーを現地開催しました.一昨年より卒後教育セミナーは「現地開催」と「WEB開催」を交互に実施することとなっており,昨年は現地での開催となりました.テーマは『臨床検査技師の ChatGPT 活用法 ~業務効率化と情報収集の新時代~』とし,3名の先生方にご講演いただき,それぞれChatGPTの基礎から実際の活用法,研究や情報収集への応用など,多彩な内容でお話しいただきました.これからの検査技師がITツールを活用していくためにとても参考となったことと思います.研修会には173名,意見交換会には138名の参加があり,活発な意見が交わされました.
 また,各県研修会も8月の沖縄県を皮切りに,福岡・熊本・鹿児島・大分・宮崎・長崎/佐賀と順次開催しました.臨床検査専門職および国臨技長会会長の3名で訪問し,活動報告と交流を深める良い機会となりました.
 研究班活動では,2024年7月から2025年6月の期間で337名の方にご参加いただいています.オンライン環境も整い学びやすくなっていますので,認定技師取得やスキルアップにぜひ活用していただければと思います.
 広報活動では,会報誌『国臨協九州』を年3回発刊しました.本誌はISSN登録済みで国立国会図書館にも保管されており,「医中誌」や「J-GLOBAL」にも収載されています.印刷費の高騰により誌面に載せられなかった投稿は,別冊号「随筆集」としてホームページに掲載しています.ホームページの活用も進めていますので,ぜひチェックしてみてください.また,R-Group配信機能を利用し,全会員への情報配信ができる体制も整えました.
 常任理事会は年4回(現地2回・WEB2回),理事会は年1回現地開催し,活発な議論が行われています.
 2025年11月7日(金)から8日(土)にかけて,「第79回国立病院総合医学会」が金沢で開催され,全国から多くの参加がありました.臨床検査部門シンポジウムでは「自然災害の経験を活かし今後の臨床検査を考える」をテーマに意見交換が行われ,九州支部からは熊本南病院の佐々 智子 副臨床検査技師長にご講演いただきました.九州からは32名が参加し,18名が発表を行いました.学会前日には全国支部長会議および国臨協総会が開催され,九州支部は前回に引き続き高い表決率を維持しました.会員一人ひとりの高い意識と,皆様の結束力の強さに改めて深く感謝申し上げます.次回は横浜での開催が予定されていますので,引き続きご協力をお願いいたします.
 今年の九州支部活動ですが,新年早々の1月10日(土)に新春学術講演会を開催します.また,隔年開催の「国臨協九州支部学会」は本年が開催年にあたり,2026年7月4日(土)から5日(日)にかけて福岡県開催で準備を進めております.皆様,一般演題の登録をよろしくお願いいたします.さらに,2026年12月5日(土)には,第14回国立病院九州医療技術学会が九州医療センターで開催予定です.検査部門は副大会長として意見交換会を担当しますので,多職種交流の場としてもぜひご参加ください.
 最後になりましたが,九州支部では,技師長協議会ならびに臨床検査専門職のご協力を得ながら,会員の皆様を中心とした活動を引き続き推進してまいります.
 本年が国臨協九州支部会員の皆様にとりまして,実り多く充実した一年となりますよう心よりお祈り申し上げます. 本年もどうぞよろしくお願い申し上げます.

就任ご挨拶

 国立病院臨床検査技師協会九州支部会のホームページをご覧いただき誠にありがとうございます.会長の佐藤 圭と申します.会を代表してご挨拶申し上げます.


 当会は国立病院機構九州グループに所属する28施設と国立療養所5施設の計33施設で勤務する臨床検査技師の国家資格を有する約360名で構成されております.臨床検査技師とは,病院や診療所で医師の指示のもと,患者さんの健康状態を調べるための検査を行う専門職です.例えば,血液や尿の検査,心電図やエコー検査など,様々な検査を通じて,病気の診断や治療の効果を確認する役割を担っています.簡単に言うと,臨床検査技師は「病気を見つけるための検査を行い,その結果を医師に伝える仕事」をしています.検査結果が正確であることが,患者さんの治療に大きな影響を与えますので,私たちは日々,検査の精度管理を行い,責任あるデータの提供に心がけております.決して目立つ存在ではありませんが,いつも患者さんと密につながりがある職種でございますのでこのホームページを見て少しでも興味を持っていただけると幸いです.
 会員の皆様におかれましては,平素より国立病院臨床検査技師協会九州支部会の活動にご理解とご協力を賜り,心より感謝申し上げます.
 この度,丸山前会長の退任に伴い国立病院臨床検査技師協会九州支部会の会長を拝命いたしました.これまで病理・細胞診研究班長4年,事務局長補佐4年,事務局長3年,副会長を約2年務めさせていただきました.これまでの経験を活かし,会員の皆様と共に,より一層充実した会の運営と,臨床検査技師の職能向上に努めてまいりますので,何卒よろしくお願い申し上げます.
 今年度の取り組みとしては,9月に卒後教育セミナー,年が明けて1月には新春学術講演会を現地にて開催する予定でございます.内容についてはまだ検討中ではございますが,皆様の興味ある内容をと学術部で企画しております.また,ZoomやTeamsを活用した各研究班主催の研修会も前年度以上に活発に行っていただくことで学術面を強化し,力を入れて取り組みたいと考えております.技術革新とともに日々進化する医療現場で,臨床検査技師がより一層の信頼を得られるよう,会員の皆様と共に,情報を共有し,知恵を出し合いながら取り組んでまいりたいと思っていますので,会員の皆様におかれましても引き続き支部活動に対するご支援とご協力を賜りますよう何卒よろしくお願い申し上げます.