国臨協九州支部会会長 丸山晃二
平素より, 国立病院臨床検査技師協会九州支部会の活動に対しまして, ご理解とご協力を賜り心より感謝申し上げます.
さて, 7月15日に開催された令和5年度理事会においてご承認いただき支部長を拝命いたしました別府医療センターの丸山晃二と申します. 支部長という大役に改めて私に課せられた使命と責任の重大さを痛感し身の引き締まる思いでございます.
新形コロナに翻弄されたこの3年間, 多くの研修会や学会はZoomやTeamsを活用したWeb開催となりました. コロナ禍がもたらした良い意味での社会変化は国臨恊だけでなく各県技師会や日臨技の活動にも大きく影響したことと思います. 特に遠距離の会員や子育て世代の会員にとってWebやハイブリッドでの開催は, 参加しやすく便利なものであったと思います. そのような中ではございますが, 今年度の卒後教育セミナーおよび新春学術講演会, ならびに令和6年7月に開催予定としている第29回国立病院臨床検査技師協会九州学会(宮崎県担当)については, 可能な限り現地参集型で行いたいと思っています. 是非とも多くの会員に現地までお越しいただき自己研鑽の場として, そして交流の場にしていただければと思います. しかしながら新型コロナウイルス感染症が収束したわけではございませんので, 感染状況によっては運用の変更を余儀なくされる可能性もございます. ご理解のほどよろしくお願いいたします.
国立病院九州医療技術協議会では, 第13回医療技術学会を2024年12月に開催する予定で準備を進めています. 他部門の方々との親睦を深める場として是非ご参加いただければと思います. また第14回学会では当会が副会長(意見交換会担当)になることを予めお伝えしておきます.
日臨技の重点事業であるタスクシフト/シェア実技講習会および臨地実習指導者講習会の機構内での情報として, 令和5年5月1日時点履修者数は, タスクシフト/シェア428名(うち九州支部114名), 臨地実習の履修者在籍施設数は全国180施設中71施設とのことです. タスクシフト/シェアについては5年を目途に中央開催に集約されますので各県での履修をお急ぎください.九州支部としても活動の一環として講習会受講の啓発を行っていきたいと思います.
最後に, 当会の活動は令和5年度の理事会で承認いただいた事業方針に則り進めてまいります. そして牟田前支部長が支部長就任時に公言された「和気あいあいと明るく風通しの良い支部を目指す」の意思を引き継いでまいります. 会員の皆様におかれましても会員同士が仲間意識をもち引き続き支部活動に対するご支援とご協力を賜りますよう何卒よろしくお願い申し上げます.